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アクセス実践講座・コース1(内子町)第1回
日時|2025年7月12日(土)9:30~15:00(昼休憩1h)
場所|内子町・小田
講師|井口 梓(愛媛大学 社会共創学部 教授)
アクセス実践講座・コース1の第1回目を開催しました!
コース1では、第4回基礎講座で講師を務めてくださった井口さんと、井口研究室の学生の皆さんがこれまで研究や実践を重ねてきた内子町小田を訪れ、一緒に学びを深めていきます。さらに今年度は、井口さんがart venture ehime fes 2025の内子町エリアのアーティストでもあることから、フェスに向けた具体的な作品アイデアの提案や制作について考えていきました。
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まずは、「記憶画と大平の生活世界を伝えるアートプロジェクト(続)」として、前回の基礎講座(こちらの記事)を振り返り、小田出身の土居通康さんによる昭和時代の生活を記録した「絵農書」から、2期ひめラーがどのようなアートプログラムを提案したのか、井口さんからシェアしたのち、ひめラーや内子町役場の方々など、多様な立場の参加者とともに、プログラムの具体的な内容を検討していきました。
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次に、土居さんの絵農書に描かれている場所を訪れ、現地でフィールドワークを行いました!
絵に描かれているものの中には、すでになくなっていたり建て替えられている場所もありましたが、建物の佇まいや道路の雰囲気、石垣の積み方など、絵のまま残っている風景も多く見られ、土居さんの絵がいかに細やかに描かれているかを実感することができました。
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フィールドワークを経て、実際に現地の様子を知ることで、それぞれの提案をより具体的に深める時間となり、ひめラーたちで改めて提案プログラムの内容について話し合い、その内容について、井口研究室の学生や内子町の方々からフィードバックをいただく時間にもなりました。
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今回は、基礎講座で得た学びも活かしながら、ひめラーに限らず様々な関係者との対話を通じて、内容を具体化させていったり、実際に体を動かし、フィールドワークを行うことで見えてくることを感じ取り、リサーチを深めながら、県内各地での実践を見据えた活動へとつながるきっかけとなる講座となりました。
10月に開催される art venture ehime fes 2025 に向けて、内子町エリアでは参加型のワークショップも作品制作の一環として実施していきます。詳細のお知らせは、ぜひart venture ehime fes 2025公式サイトをご確認ください。
(art venture ehime 運営スタッフ 竹宮華美)