【Meet UP! ONLINE  vol.1 ひめラー・ことラーよろしくね！】
日時｜2024年9月15日（日）10:00–12:30
場所｜オンライン

突然ですが、皆さん「ことラー」をご存じでしょうか？
art venture ehimeとほぼ同時期に神奈川県 川崎市で「こと！こと？かわさき」というアートコミュニケータ事業が活動を開始しました。
こと！こと？かわさきで活躍するのはアートコミュニケータ「ことラー」です。
この度、同時期に活動を開始したことラーとひめラーのオンライン交流会を企画しました。

まず、愛媛と川崎のプロジェクトマネージャーから、お互いの活動している地域はどのようなところなのか、どんな環境で活動が行われているのか、紹介しました。

次に、いよいよひめラーとことラーとの交流が始まりました。zoomの機能を活用し、オンラインだからこそできるアイスブレイクを行います。参加者は6～7人のグループに分かれ、事前に準備した愛媛や川崎の「イチ推しの場所」の写真を、ビデオをOFFで名前を83（闇）にした状態で共有し合いました。誰が誰か分からない真っ暗な画面で、最初は緊張が漂っていましたが、お互いの場所がどんなところなのか紹介しあったり、質問しあったりと、コミュニケーションを図っていく中で、少しずつ、リラックスした雰囲気が生まれていきました。

そして、「ご当地神経衰弱」という内容に移っていきました。
まずは、ビデオをONにすると、真っ暗闇で共有しあった画像が背景として公開されます。「思ったより大きな溜池ですね」というように、それを見ながら、暗闇の中でイメージしていたものとの違いを楽しみながら、お互いの地域の理解を深めました。

参加者の皆さんは、「イチ推しの場所」の写真を見て共通点を探し合い、まさに神経衰弱のようにペアをつくったり、3人以上のグループをつくっていきます。進行方法はルームごとに異なり、共通点のペアをいくつも見つけるところもあれば、ルーム全体での共通点を探すところ、雑談をしながら共通点を見つけ出すところもありました。

最後に、見つけ出した共通点を全体で発表しました。写真の色味を共通点として紹介するグループや、ひめラーやことラーらしさのある「文化資源」という共通点を見つけたグループ、共通点同士を掛け合わせてさらなる共通点を示したグループなど、発表の内容はさまざまでした。

愛媛と川崎は遠く離れた地域ですが、この交流会を通じて多くの共通点があることに気づいたり、お互いの人となりを知り合うことで、アートコミュニケータ1期生同士の距離がグッと縮まり、フラットな関係の素地がが築かれる素敵な機会となりました。
（art venture ehime スタッフ　鈴木宏佳）