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【ひめラボ活動報告】えひめ愛顔の子ども芸術祭PR in愛媛FCホームゲーム

2024.10.21

日 時|2024年9月21日(土)15:00–17:00ごろ
    2024年9月29日(日)15:00–17:00ごろ
場 所|ニンジニアスタジアムイベント広場
参加者|穂積洋子 / 武田康 / 二宮敏 / 二宮太一 / 高橋里奈 / 土居聡朋 / 武田信孝 / 村川琴美 / 宮本奈苗(9/21)
大江泰代 / 鈴木宏佳 / 武田康 / 宮本奈苗(9/29)

きっかけは、8月29日に開催された、えひめ愛顔の子ども芸術祭のオリエンテーションに参加したことでした。以下にオリエンテーションを受けて感動したレポートを転載します。

【その1】アートとは「人の気持ちや心を動かす作品や活動はすべてアート!」
アートとか芸術って何か難しそう?って思ってたけど、なら世界はアートで溢れているよね。

【その2】自然の中で「遊ぶ」ことの延長線上に作品が出来る。イメージやアイデアの具現化のプロセスを共有したい。
イメージやアイデアを①頭の中で形にして②頭の中から取り出す方法を考えて③取り出して表現するのがアート作品作りの代表的なプロセスなんだって、なるほど面白そう!

【その3】自然と繋がる。
自然と繋がりながら、制作していくのか、そこにはたくさんの発見がありそう!

【その4】あくまで自己表現。うまい作品をつくるのではなく、イメージやアイデアを表現する過程を大切にしたい。
自分を表現する方法を体験できるなんてすごいな!

【その5】こどもの城さんが大切にしている「体験」を軸にアート作品を作る
これこれ!「体験」は心を揺さぶるもの!

【その6】アートシンキングのプロセスを楽しむ事を目的としている。作品を作るためにプロセスがあるのではなく、プロセスの先に作品ができあがる。そんなイメージ。
すごっ。最高やん!2次審査通過者は作品完成まで、製作アドバイスチームが伴走してくださるなんて!こんなすごい企画が知られていないなんてもったいなすぎる。

ということで、せっかくすぐ隣にある愛媛FCのホームゲームで、子ども芸術祭をPRできないかなと考え、クラブに打診。了承が得られました。その際に、スタジアムでイベントをした際に、人が集まるのは、選手が絡む内容だという鉄則を踏まえて、選手の似顔絵コンテストなどはどうですかと提案いただきました。

また、私が受けたオリエンテーションでの感動を、他のひめラーの方にも味わっていただきたくて、art venture ehime プロジェクトマネージャーであり、子ども芸術祭の制作アドバイスチームのメンバーでもある二宮敏さんにお願いし、ZOOMでひめラー向けに、子ども芸術祭についてのオリエンテーションを開催。どんなイベントにしたらよさそうかのアイデアを出し合いました。
そこで出たのが、似顔絵ってすると、ついつい顔を描いてしまうから、せっかく対話しながら作品を作ってもらうなら、「○○選手って?」というように聴きながら描いてもらうのはどうかという意見が出て、それを採用し、イベント名を「○○選手って?」とし、来場した子供達に、好きな選手を聞いて、その選手の特徴などを聞いて、表現してみるという内容に変更しました。

9月21日は、ホームゲームに来る子供達に、選手をテーマに作品を作ってもらい、その選手に手紙付きの作品を渡して、お返事とサインをもらって29日以降のホームゲームでお返しする。という内容でワークショップをし、同時に、子ども芸術祭のパンフレットをお渡ししてPRをしました。

この日は、13名の方が参加してくださりました。ホームページでの告知をみて、前日から楽しみにしてくださっていたお友達もいました。選手をテーマにしていたので、顔や、姿を描きたい子が多く、自分の好きな選手の好きなシーンの写真などをホームページで検索して観ながら描く人、何も観ずに、イメージだけで描く人、それぞれみんな、集中して作品づくりに取り組んでいて、子どもたちの集中力、表現力に感心しました。

また、作品づくりに、粘土、マッキー、クレパス、クレヨン、等を準備していきましたが、人により、選ぶ画材も違い、当然タッチも違い、作品から伝わってくる想いも、画材によって違うのだなと、また感心いたしました。作品をクラブの方に頼んで選手にみせてもらってお返事を書いていただきましたが、このお返事がまた、とても素敵で、ほっこりと温かい気持ちになりました。子どもたちの想いが選手に伝わり、頑張る原動力になってくれたら嬉しいなと思いました。

9月29日は、テーマは決めずに、粘土やお絵描きをしてもらって、その間に、子ども芸術祭の案内をして、作品と一緒にパンフレットを持って帰っていただくようにしました。

15名の方が参加してくださりました。テーマがなかった分、自由にじっくりと作品づくりに取り組んでくれて、また、周囲でサポートするメンバーとのコミュニケーションも多かった様に感じました。子どもたちの様子を、前回と比較してみると、テーマがあり、作品を選手に観てもらう前提があるので、うまくつくりたい気持ちや、無意識に正解を探そうとしてしまったりしていたのかなと感じました。
それがいいとか悪いとかという事ではなく、そういった事についてや、周囲の大人たちの子供達に対する声掛けやアプローチについてを、話したり、考えたりすることが、私たち大人にこれから必要かなと、課題が見つかった思いです。

参加してくださった方に、子ども芸術祭の事を案内すると、そういうのありますよね~。と、そういうイベントが行われる事はご存じな方が多く、けれど、そこに参加する、という感覚がなかったようでした。翌週に行われるオリエンツアーについて案内すると、興味を持ってくださる保護者の方もいらっしゃって嬉しく思いました。

21日に作った作品に選手がお返事を沿えて返してくださり、大喜びの子供達をみて嬉しい気持ちになりました。

芸術祭というと、ちょっとお堅い感じがして、自分には関係ないと感じられているのかなと思いましたが、アートは感動だ!を伝えていって、日常の延長線上にあるアート(感動)を皆が楽しみながら表現し、共有し、アートを介して、つながりが生まれるよう、活動していければと思いました。
(1期ひめラー 宮本奈苗)

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