
日時|6月7日(土) 10:00 – 15:00 (昼休憩1h)
場所|愛媛県庁 第一別館 6階 トライアングルベース
講師|青木 将幸(青木将幸ファシリテーター事務所代表)
私たちが日常的に学校や職場などで、プロジェクトなどを進めるために行っている「会議」の進め方には様々な方法があります。今回も昨年と同じく青木将幸さんと一緒に「会議が変われば社会が変わる」というテーマについて講座で考え、ワークショップを通して”社会が変わる”会議の作り方を学び、体験しました!


Good meeting / Bad meetingとは?
まずは、青木さんからひめラーの皆さんへ、「いままでにどんな会議を経験したことがあるか」問いかけがありました。
「時間が長引いてしまいがちな会議」や「決まったことの報告だけの会議」など様々な会議の経験が共有された後、青木さんから、それぞれの事例を踏まえて、どのようにすればGood meeting(良い会議)へ導くことができるか、アドバイスをいただきました。
ひめラーの皆さんは、青木さんのアドバイスに目から鱗!ノートにたくさんメモを取るひめラーもいました。


その後は、各々で「Good meeting」はどんな会議かを考え、少人数のグループで共有したり、ひめラー同士で協力して「良い会議ポスター」を作成していくことで、会議のやり方をみんなで確認できた、とても良いワークになりました。ひめラー同士で考えを形にする作業の中で、お互いのコミュニケーションも活発になっていきました。
今回の講座で私が印象的だったのは、青木さんがいい会議をするためにあげたアドバイスについて、何度も「気に入った方法があればこれからのひめラーでの会議で使ってみてください。」とおっしゃっていたことでした。魔法のような解決策や型があるわけではなく、集まっているメンバーと良い会議ができているかを確認し合うことが、良い会議ができる状況を作るのだと感じました。

実際に「会議」してみよう!
午後は、午前中に学んだことを踏まえ、ひめラー同士で実際に会議を行いました。青木さんにアドバイスしていただきながら会議を進める中で、内容を整理し記録していく作業も大切であることを改めて認識しました。


短い時間の中での実施となりましたが、どのチームもしっかり会議をまとめあげていました。その後はそれぞれのグループから、会議の流れや内容を簡潔に発表していき、青木さんから一組ずつ会議の進め方や話の方向性について、よかった点をコメントしていただきました。



今後ひめラーたちは「ひめラボ」と呼ばれる自主プロジェクトを立ち上げて、仲間を集めて実践したり、art venture ehime fes 2025と連携した活動を進めていきます。より地域に開かれた活動が多くなっていく中で、必ず必要になる「会議」という場のつくり方を学び、活動のベースを作ることができました。
青木先生からも「ぜひ今日伝えた点をうまく活用してください。これからの活動を楽しみにしています。」とコメントをいただき講座が終了しました。
(art venture ehime 運営スタッフ 竹宮華美)