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大江泰代さん

新居浜市で次男のアーティスト(造形王子)・大江泰喜のアートサポートを約7年行う。対話型アート鑑賞会の開催に向け活動中。

―ひめラーになったきっかけについて教えてください。

大江新居浜市で次男のアーティスト(造形王子)・大江泰喜のアートサポートを約7年行っています。ひめラーは新聞広告で見て、その後に愛媛県障がい者アートサポートセンターの先生からも教えてもらったのがきっかけです。最初は腹黒い考えもありまして(笑)。県の方やいろいろな方と知り合えると、アートサポートの面でも生かせるのではないかと思いました。

―印象深かった活動はありますか?

大江春日さんの対話型鑑賞でファシリテーションを磨くプログラムです。私は以前から対話型鑑賞を学んでいるのですが、ぐだぐだになってしまってがっつり落ち込みました。私は人の話が聞けていなかったなぁとすごく勉強になりました。人への態度など見直さなければならないな、ファシリテーションは人格が出てくるなと思いました。別のところで対話型鑑賞を学んでいましたが、まず緊張したのと、方法の違いもあり、当初は難しいなと感じました。私がファシリテーターの番になるという時に、若いひめラーさんが「みなさん絶対に意見は言ってくださるから、みんなが助けてくれるから信頼したらいいですよ」と言ってくださったんですね。その時、そうだよね、人を信頼することは大事だなとそこでも気付かせてもらいました。

―ひめラーさんと出会いも刺激になっているんですね。

大江自己紹介のラボがあるのですが、みなさんそれぞれのバックグラウンドやストーリーが面白くて、ひめラーに入って良かったなと思いました。なかなか出会えないタイプの方もいるし、職種もやっていることも、狙い、年代も違い、「みんなちがって、みんないい」じゃないですが、それが良いところだと思います。

―この1年での成長や気づきはありますか?

大江人との接し方、人の話を聞けていなかったということに気づけたのが大きかったです。ラボの活動やファシリテーションでもそうなのですが、みなさん否定しないんです。「いいね、いいね」を積み重ねていく、そういう動きが面白いなと思うんです。私は昭和の考え方が強いので、〜すべきとか、みんなと同じでなくてはとか、変なことしちゃいけないとか、怒られるんじゃないかとか、反射的に壁をつくってしまうことがあるのですが、「いいね、いいね」を見習っていきたいです。

―今後やってみたいことはありますか?

大江新居浜・西条・四国中央あたりの地域で何かできればいいなと思っています。気張らずに。アートサポート活動で知り合った人にも一緒にやってもらいたいなと思うこともあり、出会った人、場所、物事を生かせる時に生かしていきたいと思います。

―どういう人にひめラーをおすすめしたいですか?

大江愛媛を好きな人、好きになりたい人。私は7年前に愛媛に引っ越して来たのですが、田舎だといえばそうですが、素敵なところもいっぱいありますよね。アンテナを立てて、自分から好きなものを見つけにいきたい人にぴったりだなと思います。

―大江さんにとってひめラーはどういう存在ですか?

大江好きなモノ・ヒト・コトをつなぐことができる場所。若い人にこそ楽しんでやってもらいたいと思います。怖いおばさんはいませんよ(笑)。若い人の方が素敵に動いていたり、素晴らしい言葉をかけてくれる方もいますので私たちが学ばせていただきたいです。

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