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三浦房子さん

デザインや雑誌編集の経験を生かし、西条産業情報支援センターでデザイン関係のアドバイスを行う。ひまわりアートなどの地域活動も行ってきた。

―ひめラーになったきっかけについて教えてください。

三浦アートを介して人と人、人と地域をつなげるというキーワードを聞いて、2019年東予東部で実施されたイベント「えひめさんさん物語」の中で挑戦した「さんさんサンフラワー物語」を思い出しました。西条市の河川敷をキャンバスとし赤と黄色の3,000本のひまわりでアートを描く、この「ひまわりアート」活動のコンセプトと同じだと思い、興味をもったことが応募のきっかけです。

―活動の中で印象深かったことは何でしょう?

三浦対話型鑑賞がとても興味深かったです。私は喋るのは不得意ではないですが、ファシリテーターとして進行するのは難しいですね。この学びにおいて基本的な考え方は何にでも役に立つと思いました。若いひめラーにとってはチャレンジングな講座だったのではないでしょうか。

―活動を通じて自分が成長したり、なにか得られたと感じることはありますか?

三浦実は以前勤務していた会社の社員トレーニングで、何度も素晴らしいファシリテーターの方々とお会いし、ファシリテーターになりたいと思っていたことがありました。確かにファシリテーターがいると会議の内容が全く変わってきますよね。色んなシーンで必要なスキルだと思います。
また、ひめラーは色々な方がいらっしゃるしバックグラウンドもさまざまで、そういう方たちを見ていると元気になれます。若い時は雑誌の仕事をしていたのですが、取材先の人から「元気をもらえるからまた来てね」と、よく言われていたんです。それを今、すごく思い出していて、若いひめラーの方を見て私もそう思いますね。人生のファイナルステージに入った人にとっては、すごく刺激になると思います。ラボを見ていても、色んな考え方の人がいるので、私自身の凝り固まっていた考え方を改めなくてはと思います。

―今後やってみたいことはありますか?

三浦西条には市之川という、かつて国内最大級といわれた輝安鉱鉱山があるのですが、そこを周知するラボを立ち上げたいです。輝安鉱が採れていた坑道の口が今は閉まっているのですが、年間16度〜17度ぐらい、200メートルほどの坑道を美術館にするとかカフェにするなどやってみたいと思っています。また、里山スタジアムの周りにコンテナを置いて活動の場にするなどアイデアもあります。ひめラーのラボ以上の活動になりそうですが(笑)。

―どんな人におすすめしたい活動ですか?

三浦松山以外の南予や東予、西条の人にもぜひ参加してほしいです。東予地区のサテライトみたいなのができれば、それぞれの地域でもっと活発に活動ができそうです。

―最後にメッセージを。

三浦私は迷った時はためらいなく前に進む。一歩を踏み出さないと何も始まりません。進んでから考える、それが長い人生の中で得た教訓です。