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秦元樹さん

会社員をしつつ、舞台(演劇・ダンス・アートなど)の広報や当日の運営など舞台芸術、文化芸術を支える活動している。

―ひめラーになったきっかけ、ひめラーを知った時の印象を教えてください。

愛媛県の舞台に関する広報サイトを運営し、演劇・ダンス・サーカス・大道芸など、プラスしてアートに関連するものを10年ほど紹介しています。情報収集の中でひめラーのことを知りました。最初は愛媛県がこんなこと始めるの? と驚きました。どちらかというと愛媛県はスポーツの印象が強く、アート系は民間が頑張っている印象でした。

―どんなことを期待して応募されましたか?

ひめラーを通して個人だとなかなか関われない、大きな施設、例えば美術館や街にも入っていけるかなと思い申し込みました。

―実際に活動をしてみてどうでしたか?

集まっている人が多様ですね。アートの事業だと思って入ったところはありますが、アート業界でやっている人たちだけでなく、いろんな分野を軸足に、なんでも興味をもつ人が参加していると思いました。その人たちと一緒に講座や企画に参加すると、皆さんの入り込み度合いが高く、とても面白いです。

―今後やってみたいことはありますか?

まち歩きだったり、ある場所を「物語を含めて出会う」ということをやりたいと思っています。物語というのは、演劇的な要素だったり、地元の方の想い出だったり、架空の100年後を歩くでもいいと思うのですが、そうすると街を歩くにも視点が変わると思うんです。日々に忙しく追われていた部分もありますが、形にしていきたいなと。

―活動を通して自分が成長したと思いますか、また今後に役立つと思いますか?

なんでも学びになりますね。インタビューやファシリテーションのこともそうですが、関心があってもどこで学べばいいのか分からなかったことを講座で知ることができました。いろんな分野の人たちが集まるので、その人たちと話すだけでも知らないことがたくさんあるし、地域や住んでいるところも違うので面白いですよね。知っていることが増えるということは、出会える人が増える、出会える場所が増えるので、自分の今後に役立つと思います。

―どんな方におすすめしたいですか?

いろんなことに興味をもてる人。興味があるけど、どう入っていいのか分からない人におすすめです。ひめラーのみなさんは、物事に関心をもつまでのスピードが早い人が多い印象です。「art venture ehime」は挑戦するための場所や仕組みをつくっていこう、という事業だと思います。これから一緒に進んでいく感じですね。組み立てていくところからできるのが面白みだと思います。いろんなグループにちょっとずつ足を踏み入れる、というのは生きていく上での面白さにもなるし、困った時に助け合える人ができることにもなるので、おすすめです。

art venture ehime fes 2025 はこちら