基礎講座
2024年度
基礎講座は、新しいコミュニティづくりの基本を学ぶ6回の講座です。1年目のひめラーは全回必ず参加してください。
ひめラーの活動を支える基礎的な物事の考え方をワークショップ形式で学んでいきます。
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- 5月19日(日) 10:00 - 15:00
- 場所
- 県庁 トライアングルベース
- 講師
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伊藤達矢Profile 東京藝術大学 社会連携センター教授
- 伊藤達矢
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東京藝術大学 社会連携センター教授
Diversity on the Arts Project(愛称:DOORプロジェクト)や、「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」などの企画運営を多く手掛ける。
オリエンテーション
これから活動していく上で大切な約束や情報共有の仕方を知り、ひめラー同士の共通認識をコミュニケーションの中でつくっていきます。
● アートベンチャーエヒメの1年間のながれ
● 情報共有ツール(メール、掲示板等)について
● 各期ガイダンス -
- 2
- 6月1日(土) 10:00 - 15:00
- 場所
- 県庁 トライアングルベース
- 講師
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西村佳哲Profile 働き方研究家 / リビングワールド代表
- 西村佳哲
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働き方研究家 / リビングワールド代表
つくる・書く・教える、3種類の仕事。建築分野を経て、ウェブサイトやミュージアム展示物、公共空間のメディアづくりなど、各種デザインプロジェクトの企画・制作ディレクションを重ねる。著書に『自分の仕事をつくる』(晶文社 / ちくま文庫)、『かかわり方のまなび方』(筑摩書房)など。
「きく力」を身につける
コミュニケーションの基本は、上手な話し方をするのではなく、話している相手に、本当に関心を持って「きく」ことから始まります。 この回では、話を「きく力」について考えます。
● 話を〈きかない〉とはどういうことか?
● 話を〈きく〉とは? また、それによって生まれるものとは? -
- 3
- 6月15日(土) 10:00 - 15:00
- 場所
- 県美術館 研修室
- 講師
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春日美由紀Profile Art & Communication Lab. うるとらまりん主宰者 京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター共同研究者
- 春日美由紀
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Art & Communication Lab. うるとらまりん主宰者 京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター共同研究者
美術教育(鑑賞教育) 岡山大学教育学部・島根大学大学院卒(教育学修士) 専門領域は美術教育(鑑賞)。1999年島 根大学大学院在学中に「なぜこれがアートなの?」に出会い、対話型鑑賞のファシリテーターとしての実践を積む傍ら島根県にて対話型鑑賞の普及をめざし「Art Communication in Shimane みるみるの会」を2011年に設立。フィールドは幼稚園から大学、美術館、高齢者施設、企業までと多岐にわたる。2011年VTSJ(ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ・イン・ジャパン) STEPI~III受講修了。2023年に「Art & Communication Lab.うるとらまりん」を設立。
アート作品を鑑賞するとは
アート作品を鑑賞することについての理解を深めます。 作品を介して対話することによって起こる体験にはどのような意義があるのか、そのことがこれからの「ひめラー」としての活動とどう結びついていくのかについても考えていきましょう。
● アート鑑賞とは
● ファシリテーションと
● 鑑賞実践講座とは -
- 4
- 6月29日(土) 10:00 - 15:00
- 場所
- 県庁 トライアングルベース
- 講師
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井口梓Profile 愛媛大学 社会共創学部 准教授
- 井口梓
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愛媛大学 社会共創学部 准教授
愛媛大学社会共創学部において、観光地域文化の関わりが地域社会に果たす役割や影響などについて、研究に取組む。
愛媛におけるウェルビーイング
愛媛県における「暮らしやすい社会の実現」について、地域として、個人として、愛媛で今わたしたちが気付くこと、できることを一緒に考えます。
● ウェルビーイングとは何か?
● 愛媛におけるとは? -
- 5
- 7月13日(土) 10:00 - 15:00
- 場所
- 県庁 トライアングルベース
- 講師
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青木将幸Profile 青木将幸ファシリテーター事務所代表
- 青木将幸
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青木将幸ファシリテーター事務所代表
ファシリテーター。1976年、世界遺産・熊野古道ぞいで生まれ育つ。2003年、日本で初めての会議ファシリテーション専門事務所を設立。家族会議から国際会議まで、さまざまな会議を進行する。企業、行政、NPO、大学、生協、社協、国際機関から自治会、小学生からお坊さんの会議までクライアントの幅は広い。コロナ期にはオンライン会議ファシリテーターとして、近年では、美術分野における対話型鑑賞や熊野古道での巡礼対話のファシリテーターとしても活動を展開し、その領域を広げつつある。
会議が変われば社会が変わる
ひめラーの自主的な活動には、ひめラー同士が直接コミュニケーションをとるミーティングの場のあり方がとても重要です。
ひとりひとりが主体的に関わるミーティングの場をつくるために、ミーティングの理想的なスタイルや具体的な手法を、レクチャーやワークショップを通して学んでいきます。 -
- 6
- 7月28日(日) 10:00 - 15:00
- 場所
- 県庁 トライアングルベース
- 講師
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小牟田悠介Profile 東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域 特任助教 とびらプロジェクト / Museum Start あいうえの プロジェクトマネジャー
- 小牟田悠介
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東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域 特任助教 とびらプロジェクト / Museum Start あいうえの プロジェクトマネジャー
東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了。絵画作品を中心に制作活動を行なっている。東京藝術大学大学院先端芸術表現科助手、上野文化の杜新構想実行委員会プログラムオフィサーを経て、2021年よりとびらプロジェクトに従事。2022年4月より現職。
この指とまれ/そこにいる人が全て式/解散設定
ひめラーが自主的に活動していくためには、自分たちでチームをつくり、アイディアを共有し、お互いの力を上手に出し合って、成果を求めなくてはなりません。
そこで、この回では、小さなチームのつくり方や、そこに集まった人たち全員の力を活かした活動のつくり方について学びます。
また、活動のはじめ方だけではなく、終わり方のデザインについても理解を深めます。