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福原 真季さん

主婦。地元小売店のECサイトのページを作成するパートをしている。本が好きで本を介したコミュニケーションを実現したいとひめラーに応募した。

―ひめラーになったきっかけについて教えてください。

福原SNSの広告でひめラーの募集を知りました。以前、NHKのドキュメンタリー番組で石川県の私設図書館のことを見て、本を介して地域の人たちがつながっている様子が素敵だなと思い、私もこういうのができたらいいなと思っていたんです。その番組が昨年、英語版になっているのを知り、最後に絆「KIZUNA」というワードが出てきて、いい文化だなと思っていた頃、ちょうどひめラーのことを知り、自分がやってみたいことに近いのではと思い、思い切ってチャレンジしました。

―実際に活動してみてどうでしたか?

福原どれも素晴らしい活動でした。締切のギリギリ、消印の日まで迷っていたのですが、応募して良かったなと思っています。

―特に印象的な活動はありますか?

福原対話型鑑賞は今までやったことないことでしたが、すごく面白く、普段出会えない人ともフラットな関係で対話ができる糸口になるというのは、素敵だなと思いました。上手ではないですが、楽しみにしている講座の一つです。また、自分が本でコミュニケーションを取りたいという気持ちで応募したので、本に関するラボを立ち上げました。最初はどうやっていいのか分からないし、誰にも賛同してもらえないかもしれないという不安もあったのですが、みなさん積極的に手をあげてくれて、一緒にやろうと言ってくださり、立ち上げて3カ月ぐらいミーティングを重ね、企画書が通らなかったり開催が危ぶまれることもありましたが、みんなで協力しあって本のイベントができたことは、貴重な経験となりました。

―自分が成長したなと思うところはありますか?

福原人前で話すのが苦手で、ミーティングをしていても自分の考えを言えなかったんです。「いいこと言わないと」と、思いすぎると言葉が出てこなかったり。今まで、その苦手なところに関わらないようにしてきました。その方が楽だから。でも、ひめラーになって、下手でもいいからチャレンジしてみようと。失敗しても周りの人が許してくれる環境もあったので、とりあえずやってみて、笑って誤魔化してもいいからと思えるようになったのは、人とのコミュニケーションに対して一歩前進できたのかなと思います。

―今後やってみたいことはありますか?

福原愛媛県内には本に関わっている人がいっぱいいるのだろうけど、可視化されていないので、そういう方にインタビューをしたり、コミュニティをつなげたり、古民家など場所や地域の有効活用をしたり、ということをインタビュースキルを学びながらやってみたいと思っています。

―どんな方にひめラーに参加してもらいたいですか。

福原海外の方にも参加していただきたいですし、今の生活を変えたいと思っている人。「サードプレイスを見つける」というのが私のテーマですが、居心地のよい場所を見つけられると、自分にも人にも優しくできると思うので、この場所から誰かの役に立つことができたらいいんじゃないかと思います。

―福原さんにとってひめラーとは?

福原最初は苦手なことが多く、初めての人とどうコミュニケーションを取ればいいかとか、発表で当たりたくないなとか、意見が言いにくいとかあったのですが、そういう自分があまり好きではなくて、早めにラボを立ち上げました。本のイベントができた時、本当に楽しくて、嬉しくて自分が好きになれた気がします。今となっては、ひめラーは間違いなく私のサードプレイスです。

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