中本陽介はスイス、チューリッヒを拠点とする建築家・研究者。ウィーン工科大学、メンドリジオ建築アカデミー、ETHチューリッヒで学び、2024年にはモントリオールのカナダ建築センターにてCCA-WRIリサーチフェローを務めた。都市空間、インフラ、ランドスケープ、物質的循環の交差点に焦点を当て研究をしている。現在、ETHチューリッヒで建築設計スタジオの指導にあたり、2025年10月からは同大学建築史・理論研究所(gta)にて、日本の瀬戸内海における「塩の風景(saltscapes)」を主題とした博士研究を開始する。