切り絵作家。京都市立芸術大学大学院修了。香川大学非常勤講師、芸術士®。アメリカでの作品発表を皮切りに活動を広げ、帰郷を機に四国の手漉き和紙文化に出会う。巨大な紙を用いた緻密な切り絵と光を融合させ、場所の記憶や気配を表現するインスタレーションを展開。「その場所でしか生み出せないもの」を軸に、歴史や風土、人々の願いを作品に映し出す。パフォーマンス作品では、切り絵が織りなす光と影に、身体表現を重ね、新たな物語を創出する。瀬戸内国際芸術祭の関連事業や、かがわ・山なみ芸術祭などに参加。愛媛県四国中央市出身、香川県在住。